何十年ぶりに住宅展示場に行って来た。
どの展示場も、身丈にあわない立派で大きい建物は、20数年前と変わらなかった。
ひとときの夢を描かせてもらえるのも展示場ならではかもしれない。

子供づれの若いご夫婦に合わせてか
子供向けのおもちゃやイベントがあるメーカー
大人向けの、しっとりとしたメーカーとそれぞれ。

なににもまして、構造や内部の隅々まで
進化しているのは驚きである。

昔昔、サラリーマンが退職金を使い退職少し前に家を購入していた記憶がある。
坪数は25坪前後。
四十年前、32坪 大きいお家と言われたものだが

今では、40~45坪の家は平均だというのだから
私などは驚きである(もちろん地方では当たり前のようだが)と
同時に当たり前になっている年代が、世の中を動かしている年代なのかもしれない。

住宅取得平均年齢は、30代が52.7% 40代が21.1%
平均値年齢は40.2歳(国交省の住宅市場動向調査より)

展示場の各々のメーカーのパンフレットには
【娘夫婦同居・二世帯住宅】と書かれていた。
対応してくださった人は、御嬢さんとお住まいですか?

あれ・・・息子さんと同居ですかとは聞かれない世の中なのだ・・・
世の中の長男が、お墓を継承していくとか家を継承していくなどは
もう死語になりつつあるのだろうか。

それにともない、母と娘の構図が一般化され
相続も普通にはいかなくなったと、とある弁護士が言われた。
良い面もあるだろうが、弊害の方が多いと聞くと
家族図は、今後どんな図になるのだろうか。

今の展示場と25年前の展示場
今は、震火災に強い・30年後 60年後までのメンテナンス・2重窓・冬でも暖かい・ゆとりの空間・すべてがシステム化されていてまるで夢の空間のような。
あれ・・・お料理しないならシステムキッチンは飾り物かな。
あれ・・・広い家 お掃除は大丈夫かな。
あれ・・・住宅資金は35年ローンかな。終身雇用は終わったかもよ。
都会のマンションは、値段がUPし売らずとも家賃収入が見込まれるという。
若い独身女性が、投機目的で購入するのが増えてもいるとか。

家を購入するには、覚悟がいた時代だった。
【終の棲家】をやっとの思いで購入した時代から、
投機目的となりつつあるのかもしれない。
日本も、【家】に関する考え方が、変わってきたのだなと感じた1日であった。

展示場まわり、なんやかんやと思いをはせるが
楽しい2時間だった。たまには夢をみるのも良いかもしれない。

投稿メンバー

江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。