20161029

子供たちの虐めや虐待の報道が
来る日も来る日も絶えない。
小学校で暴力行為・不登校児も過去最多という。

日本の人口減少は、早いスピードで押し寄せている。
75歳以上の高齢者人口が、0歳~14歳までの子供の人数より
多くなったと言う。
戦後、物資が豊富でない時代
貧しい時代をたくましく生きてきた子供たち。
恵まれた環境(戦後を考えれば)の中で
子供たちは疲弊している。なぜだろうか疑問に思うばかりだ。
人間は、こんなにも欲深く、何も求めて生きているのだろうか。

終戦前後に生まれた親が育てた子供たち
その子供たちが40代・50代となり
その親に育てられているのが現在の子供たち・・・。
過去歴を知る私には、豊かさゆえの悲劇のようにも思えるのだが。

若者によりよくと国も動いているはず。
子供手当や教育費無料・医療費無料(市町村により異なる)
幼稚園・保育園の充実(女性が働ける体制準備)

待機児童0へと箱モノの用意はされても
女性が働きだしたら、保育園に入れるか否かの問題ではなく
保育園の時間制限・小学校低学年までの預け先など
問題は山積み。公にならない問題は・・・・どのくらいあるのだろうか。

仕事は、母親の帰宅を突然遅くさせる。
お給料をいただくわけだから、いたしかたないのだが
親のお迎えを待つ子供たちの心は、【どうしたんだろう】
といつも揺れ動き、先にお迎えにくる親子の姿に
言葉には出せないが、不安定な気持ちでいる。
幼い時に、いつも不安な気持ちを持ち続けている子供たちは
社会に出て、どうなるのだろうと心配になる。

子供が幼い(小学校低学年までかな・・)ころは
子供の話を聞いてあげられる時間があれば良いのだが・・・。

保育園は、あずけてしまえばパート勤務も正社員もない。
PM6時まで保育費の領域・それを過ぎれば時間帯で加算されていくような。
保育園を5万円払っている人もいれば、何千円の人もいる。
安いから預けようというお方もいるという。
何のための仕事をするのかが明確でなければ、子供は不幸に
なるだけに思えるのは私だけだろうか。

子育ては、1日中は確かに大変なことかもしれない。
子育ての期間は、長いようで短い。
子供が独立をした後の時間の方がはるかに長いということを
今、子育中の人に話しても理解は難しいのかもしれない。
それにしても、ランチ時・スイーツ時のお店は・・・・女性だらけ。
この現象は、いつごろかな・・と思う時がある。

家事仕事や育児を労働と換算すると・・・なんていう
計算方式が巷を混乱にしたような。
世の中、そんなに甘くない。真の男女平等とは何か。
妻の家事仕事・育児を夫が手伝わなければ・・という
単純な平等ではなく、家族(子供)が、本当に必要な
平等を、それぞれの家庭が考えることができれば離婚も減るだろうに。
多くの広告宣伝に惑わされない暮らしをしたいものだ。

【足るを知る者は富む】と言うことわざがある。
注釈(,国語辞典より)
人間の欲望にはきりがないが、欲深くならずに分相応のところで
満足することができる者は、心が富んで豊かであるということ。
『老子』に「足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り(満足することを知っている者は富者であり、努力している者は志ある者であると言える)」とあるのに基づく。

子供たちが幸せでありますように。

投稿メンバー

江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。