20141019子育て世代や若者に手厚く…が謳い文句のような、年功賃金見直し案が駆け巡っている。

すでに導入した企業もある。
10月からは日立が(全員ではなく管理職から)、パナソニック・ソニーも続きそうだ。

労使が築いてきた、賃金体系を政府主導の年功賃金見直しに納得できないことも多々あるだろろうが、戦々恐々する人々も多いいのだろう。

仕事をしないおじさん(何歳からおじさんと言うのだろうか)に、やってられないよ・・・と若者の声。

若い時は、今の若者より家庭も顧みず、仕事仕事の日々だったとおじさん達は言いたいのだろう。

グローバル化を考え、質の高い人材を確保するためには、世界の定義に合わせた雇用の仕組みが必要なのも事実だろう。

NHK ビジネス特集参照

年功賃金
長い年月、若い時は給料が低めできついと思える仕事
仕事を覚えるという昔ながらの丁稚奉公てきな仕組み。
定年までは、この企業で過ごす。
歳を重ねれば、給料は上がる。若い時は辛抱だ。
組織を愛し、仲間を尊重し、人を育成する(自分も育成してもらった)
仕事年齢期間中は、安定がある。

デメリットは、若い時は給料がUPしない。
ピーク後は、給料が減ってくる。

成果主義
若者の意欲がわくかもしれない。
会社に利益をもたらせば、給料はUPする
デメリットは、中高年になるほど優秀でなければ給料はUPしない
その企業に良い人材が育たない(人材育成は利益に入らないために進んで教育する中高年がいなくなる)
仕事年齢期間の給料は安定しない。

【はじめチョロチョロ中パッパ】と言う言葉をご存知だろうか。
ご飯を直火でたくときに、昔から言われてきた言葉だ。
今のように、お米を洗い(無洗米もあるね・・)電気釜でポンの時代ではわからないかもしれない。
はじめは、チョロチョロと弱火・中頃は強火・最後は蓋をしたまま火を止めて蒸らす。

今までの日本の仕事観と同じように思えるのだか。
若い頃は、教えを請うたり指導をいただいたりとゆっくりの歩み
働き盛りの年齢には、強火できついながらも充実感のある仕事
最後の年齢になれば、火を止めて穏やかに定年を迎える。

若い方は、成果主義を望まれる方も多いいかもしれない。
それは、今、若いからであり、「おじさんの給料高いよ・・・」的な思考では【天に唾す】にならないだろうか。
※天に向かって唾を吐けば、その唾は自分に落ちてくる。
人を陥れようとして、かえって自分がひどい目にあうということ。

バブル崩壊後、盛んに成果主義が唱えられた。
その結果は、非正規労働者が増えたわけだ。
成果主義で正社員として、一生を終えられる人は、ごくわずかであろうか。
成果を、だれがどのように見分けるのか、これも不確かなものだろう。

政府が後押しをする【年功賃金廃止】は、まず日本で一番大きな企業である官公庁が見本を見せ、成功の手ほどきを民間に行うことから始めたらどうなのだろうか。
今の日本は、若物対老人が戦う構図になっていないだろうか。
また、それを煽るような報道が多すぎるのかもしれない。

【いつか行く道】と言われ、どんなに足掻いても歳は重ねるものだから、年寄りを粗末にしたらいかんよ・・・と教えられたものだが。
まあ・・見本になるような先輩も老人もいなくなったということなのだろうか。

何事も変わり目の時は、いろいろ賛否両論が出てくるであろうが、島国の日本がこれだけ世界に通用する国に成長できたのはなぜなのだろう、と考えてくださる人がいれば幸いかも知れない。

日本は、貧富の差が世界から比べると小さいのであろうか
一時は、国民皆中流という意識だったような。
多くの変化は、世界の国々と同様に貧富の差が開いていくのだろうか。

日本の文化は、ほっこりとし、Yes・Noだけではない
曖昧さのある人間性であり、社会であったような。
外国からの旅行者も、日本人の特性を心地よく思っている。
さあ・・これからこの国は、全てにおいて大きな変革期に入るのだろう。

60数年生きていれば、多くの変化を経験してきているが、この先の道しるべにはなれそうもない。
人生にはいくつもの分かれ道があり、どの道を選ぶか
学び・意見を聴かせていただき、決断し・行動をしてきた。
その度に、自らを正し、方向性を誤らぬようにと。

【生きる】ということを、真摯に受け止め、社会人になる為に何をなすべきかを、小さい時から親が訓練しておかなければならないよう思う。

投稿メンバー

江本ヒロミ
江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。