20141009台風18号は、1都11県で、134万世帯・316万人に避難勧告・避難指示が出されたという。
【空振りを恐れずに】という方針を打ち出した結果だ。

多くの災害を目の当たりにし、避難勧告・指示などが早めに早めに打ち出されてきた。
勧告や指示に従う人と従わない人それぞれだが、責任区分や賠償責任を問われる時代だからこそ必要な情報なのかもしれない。

神奈川でも、土砂災害があった。
横浜・鎌倉と。「住民は50年住んでいて初めてです」と言われていた。
このところの災害は、「初めてです」という声が多い。
平塚でも、車が水没したと連絡があった。
まさか・・・ということが起きる昨今、土地土地の過去歴を知るも、私達に大事なことなのかもしれない。
それでも防げないこともあろう。
台風19号の行方も油断できない。
被害に遭われた方が方々にお見舞い申し上げます。


【年金難民(老後難民)】が再度クローズアップされてきた。
国民年金のご夫婦 年金額は130.000円だった。
夫が亡くなり、現在の年金は65,000円
家賃4万円を支払 残るのは25,000円 1ヶ月の生活費であると。

独身を貫き、貯蓄も少しばかりあったが、病気をして大半を使い果たしてしまった。
現状は10万円の年金(厚生年金時代もあった)
家賃・光熱費・その他を払えば、残りは・・・

農業の女性 今はお米も作れず田畑は知り合いに貸している。
食事は、ふきやその他自生をしている食材を食べるようにしているとか。
医療費を払えば、年金では生活ができない。
子供もいるが、子供も生活が精一杯、甘えるわけには行かないと呟いた高齢者の女性をみれば、日本の将来はと不安にならない人はいないだろう。

テレビに出られた方は、生活保護を受けていなかった。
自分たちでできることは自分たちで・・・という
昔気質の人々だった。

後期高齢者といえども、入院すれば部屋代・食事代は請求があり、医療費も負担をしなければならない。
高齢者の医療

生活保護者は医療費は無料となるが、年金難民と言われる人々がみな生活保護を受け取るようになってしまえば、社会保険の破綻が始まるだろうとの見解もある。

若者も生活が苦しい・子供も産めない。
老人も生活が苦しい。
65歳以上の人口は、2010年時2940万人・2020年には3612万人
2060年まで、3400〜3800万人で推移するというデーターがあった。

反対に20歳~64歳までの人口は、2010年時7564万人
2060年には、4105万人と減少するという。

高齢者人数は高止まりとなり、若者は減少する。
需要と供給の関係が崩れるわけだが、高齢者にこれからなる方々も、現在想定しているよりも、はるかに多い。
費用がかかるとすれば、楽観視していられないかもしれないかもしれない。

新生児を生む年齢は2012年度には、35歳以上母親の出産率が25.9%と年々上昇しているのが現状とか。
親の高齢化・自分たちも年金生活へ・子供の教育費と身動きできない
トリレマン世代 3重苦と言うのだと。

今の年金生活者の人々の子供は、そもそも働いて税金を払っている年齢。
この先、年金生活者となる人々の子どもたちは、まだ学生だろうか。

税金を治める人々も、年々すくなくなるわけだ。
団塊世代前後の、集団就職時代は、税金を支払う若者が多かった。
家にも仕送りをするという家族体制であった。
今も未来も、定年=年金生活者になるにはほど遠く
定年になっても、教育費が必要であり、老後を・・・などと言えない時代が
そこに迫っているように思える。

数値で、物事が見ることができると、自らの一生を描くことができる。
若い時は、懸命にはたらき、贅沢をせずに暮らしてきたが
我が子の時代・孫の時代・・・それに続く世代が
幸福と思える時代であったほしいと願うと同時に
老人も若者も、みなが幸せと思える日が来ればいいのだが。

自然災害もいつくるかわわからないが
私達の生活も、何時変化を余儀なくされるかわからない
備えあれば憂いなし・・・であろうか。

投稿メンバー

江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。