20140929御嶽山の噴火。
思わぬ所で、火山の噴火が起きた。
日本では、110の火山。そのうち47火山が監視・観測体制の充実が必要な火山。
気象庁|活火山とは

その一つが、長野県御嶽山であった(木曽節という歌の中にもある御嶽山)。
御嶽山 (長野県) – Wikipedia

山頂付近のたくさんの登山者がいたという報道。
亡くなられた方も、いまだ行方のわからない方、状況が正しく伝わるまでは、まだ時間がかかりそうだ。
ご冥福を祈ると共に、お怪我をなさった方々の1日も早い回復を祈るばかりだ。

6~7時間で登りきれる御嶽山は、老若男女に人気の山だったという。
ツアーも多く、誰でも受け入れられた山が牙をむくと、惨事となりうることを心に止めなければならないのかもしれない。

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書籍 (子供を病気にする親・健康にする親)  内海総氏 マキノ出版
引用

子供を育てるとは、親が育つとは・・・・
【子育てに必要な4訓】
乳児はしっかり肌を離すな
幼児は肌を離せ、手を離すな。
少年は手を離せ、目を離すな。
青年は目を離せ、心を離すな。

【現代の子育て4訓】
乳児はしっかり肌を離せ(抱きくせは面倒だし)
幼児は肌を離さず、手を離せ(けがをしたら他人のせいにしょう)
少年は手を離さず、目を離せ(見えないところで、悪さをしなさい)
青年は目を離さず、心を離せ(監視下においては奴隷化しなくちゃ)
大人は心を離せ、財布を話すな(相手に感情移入してはいけない。相手の財布のひもだけ考えろ)

とわるお方に【毒親】という話をした。
昨今、女性の中で母親に対しての悩みが多く、このページでも少しではあるが、書籍を紹介したことがある。

あるお方は、唐突にお子様の話をなされた。
子供が29歳になったころ、【いい子】であった4女が突然、母親に牙をむいたと。
商売柄、日々慌ただしく過ごしていたために、親にとってはなんとも手のかからない良い子で過ごしてきたという。
お姉さんと歳も離れていたため、姉妹からにもお世話をいただけるという環境にいたという。

家庭の中は、物が飛び交い・親を寝かさないほどああだったこうだったという責めや罵倒を過去形の日々で味わったという。

今は、ご結婚なさり子供2人にも恵まれ平穏な日々をすごしているとのこと。
時が過ぎ去り、人に話しもできるようになった。
「痩せた時期は、本当はやつれたことなんですよ・・・」と笑いながらお話された。

その時に、初めて自分自身を見つめたという。
人に感謝すること・多くの人にささえられていること、自らが籠の鳥(家庭だけという狭い範囲)にならず世の中に目を向けること・・・・などなど多くの事を語って下さった。

私は、「何もない家庭はないと思いますね。ことがあった時、親が子供に向かい合えるか否かですね」と我が身も振り返る。
お互いに仕事をし、家庭もあり、働いてくださる方々の将来も案じながら、
「仕事が一段落したら、温泉めぐりでもしたものですね」
と話していながら、いまだ実行できないとお互いに笑い合う。

【子育てに必要な4訓】は、子供の澄んだ眼差し・鋭い洞察力から考えれば、親はいつでも試されているということに気がつくことかもしれない。

子育ては、子どもと共に、親自身が育つことだと思う。
多くの事を、空言として感じるのではなく、自らにも問うことを忘れないでいたいと思う。

自然の災害は、いつ牙を向くかだれにもわからないが、身近でもいつ問題がおこるかだれにもわからない。
どちらも、長い年月積み重なっていく歪みを早めに感知でき、修正を行えるか否か。
そしてなによりも、安易に人生をかんがえないことかもしれない。

投稿メンバー

江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。