20130329桜の開花が早まり、あちこちでの桜祭りが期間を早めて開催されている。
弊社の窓越しの桜並木も、いつものように桜渋滞が始まった。
カメラ片手に歩行者も増えるのがこの時期。
桜が開花をして満開を迎え・・・桜吹雪となり散っていく。
葉桜となった桜の木々は、木陰を作り、人間たちにホッとするひとときを与えてくれる。
子孫を残し、古くなった木々は世代交代をしていくのだろう。

人間と同じだな・・と桜を眺めながら思いを馳せる。
生まれてから・・・桜が散る如く一生がある。
その中でも、いつまでも桜満開のように、満開でいたいという人間(注目を浴びていたい!!)
散ることを知れば、新しい息吹が生まれてくるのだが、注目を浴びることばかりに目を奪われれば、散りどきを忘れ、それでも執着したならば、汚くなった花は人を喜ばせることができるのだろうか。
人間も、へばりつくか自然に散っていくか一考の余地ありだな・・・と、桜の季節にはいつも思う。

お客様と待ち合わせ時間に3時間のロスができた。
占い・・・・人生を占っていただく。遊び心で。
平日であり、人ざかりはなく、即刻席についた。
さて・・・何を占うか・・・・こんな具合である。
占いを頼るのでもなく・・・(失礼な言い方だが・・)が、実際のところだが、【身辺の精算時期】であると。
「2012年2月頃~2014年3月頃まで。特に2012年2月~2013年5月ごろ」と。
「この時期は、縁のある人・縁のない人 とを振り分ける時期である」とのこと。

そうか・・私自身が現在行なっていることを数値で表してくれた。納得。
私の運勢は、40歳ごろから好転し、現在に至ると。
ずいぶんと遅咲きであるが、晩年恵まれることは良きことかもしれないと思う。

この先の仕事(新しいもの)も身内も社会的な事柄も、充実感を得られ続けられると。
ただし、2017年と2022年は、病気に注意が必要であるとか。
情が深く、人が集ってくる運勢を持ち合わせていると。
「私は、本当は一人静かが好きなんですよ」 と答えると、占いでは、私は一人静かではいられない運勢を持ちあわせているようだ。
まあ・・・親をたどれば・・・まあこんなものだな・・・・人生は。感謝感謝。

その中で【洗脳】【マインドコントロール】と言う言葉が飛び出した。
【洗脳】【マインドコントロール】で思い出すのは、サリン事件や近々では、芸能人の方の話などが頭に浮かんだが。
洗脳「Wikipedia」

【洗脳】【マインドコントロール】の違いは・・・・上記参照下さい。
両方共に、治療などにも使われることもあることから、すべてがNOとは言えないが。
私流に解釈すれば、幼い時に親にコントロールされ、そのままに大人になっている人間も多いな・・と思えることがある。
もちろん良い方にコントロール(舵取り)されている方も多いし、一概に是非は問えない。

その中で、過去を美化する人に遭遇することがある。
私など、子供たちに貧乏ということを教えた時期がある。
子供らは恥じることもなく、
「昔、うちは貧乏だったよね」とだれにでも笑い話で話している。
「私は昔、こんな人間だったんだよ・・・・だれだれに出会えて自らを見つめられるようになった」
「うちの親は、酷かったよ。怖いし、外に出されるし、小さい時だよ」
なんて、語れる人もいる。
すなわち自らを裸にして、開放できる人は、過去を認め未来に向かえるのだろう。

その反対に、過去を開放することもできず、美化して語る人々・卑下してうつむく者もいる。
幼い時代は、親に感化(コントロール)されるものだが、大人になっても疑問も持たず、時代が変わっても、幼子の時代と現実の今がイコールのままなのだろうか。
卑下して歩く者は、親は教師であったか・反面教師であったか考える余地があれば、自らの人生自ら歩めばよろしい。
反面教師を排除する必要もなければ、人生を考えさせてくれた偉大な人かもしれないと気づくかもしれない。

今は占い・・・結婚・恋愛・・・などなどネットでも簡単にできるが、昔は易といい50本の細い竹を用いていたと記憶する。
【易と人生哲学】安岡正篤氏(陽明学・・・日本の思想の元)の本でも易は取り上げられている。
今時の占いとは異なるが。
占いも基本をどこに置くかにより、生かされるか否かかもしれない。

生まれ出て、桜が散るように人生を閉じるまでに、何よりも自らを正しく導いてくれる人に出会えるか。
それには、自分自身を開放していなければ、出会いにも気が付かないかも知れない。
我が人生、悔い無し・・・・そんな人生を過ごしたら楽しいだろうな・・・・それも自分次第か。

桜にも種類が沢山ある。
私は、山桜のように桜の季節だけ淡くピンク色の桜が、山にポッとあるのが好きだ。
桜が散れば、遠目では桜の木がどうかの確認はできない。
でも春だけは・・・・あそこに桜があると気づいてもらえる。
そんな山桜的人間でいられたらいいな・・・・と最近特に思うのだが・・・・

桜は、閉じこもっていた冬の時期から、開放されたように人々を外に誘う。
和やかに・笑顔でいる人々を拝見しているのも、これまた楽しいものだ。

本の紹介
【落語の国からのぞいてみれば】 堀井憲一郎著 講談社現代新書
(今の暮らしは、どこかヘン!?)
落語という昔話しを覗いみれば、少しは楽にいきることができるかもしれない。

投稿メンバー

江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。