20130209雪が舞ったかと思えば、春一番の報道があり、暖かくなったり
あれあれ・・・温度が急下降で真冬日。
体調が、この変化に追いつかない。

最近、年齢を重ねた方々が言われる言葉に気がつくことがある。
「日々、感謝だね」「病気をしても、今ここにいられるだけ有難いことです」
なんとも心地よい言葉だ。
その反面のお方も沢山いらっしゃる。
長い人生を歩んでくると、自分の生きざまが表現としてあらわれ
多くの人を寄せ付けるか、孤独になるか・・・・分かれ道だと思える。

沢山の趣味があっても、何時の日ができなくなることを
多くの先人から学ばせていただいている。
その時でも、沢山経験をさせてもらったと、自分の人生の最終を覚悟できるお方と
人の手を借りても、まだまだ・・・自分の快楽を優先にしたいと思うお方と
こちらも、それぞれだ。
納得できる人生を、つくづく歩みたいと思うこの頃である。

【風を感じ、帆を操る】という言葉を教えていただいた。
帆船は、風向きを感じながら、帆の綱を操作しなければ、転覆するか前進できない。
人生に例えれば、いつでも風は吹いている。もちろん無風の時もある。
自らが風を操ることはできず、暴風の風・強風の風・穏やかな心地良い風であり
追い風になる場合もある。

私たちの人生も、吹く風を操作することは出来ない。
風よ吹くな・・・・と言っても、追い風がほしいと願っても、自然の摂理を動かすことはできない。
ただ一つ、風を感じて帆を操ることは自分自身なのかもれない。
前に進むには、帆を張らなければならない。とどまるのであれば帆をしまわなければならない。
何事も風を感じ取り、帆の綱を張ったり・ゆるめたり・しまったりと
行動を起こさなければならないわけだ。

至極抽象的になってしまったが
仕事でも、待ちの仕事では無風状態であり、何も変わらない。
自らが、風を感じ、何をどうすればいいのかを考えなければならない。
もし、毎日平凡だな・・・1年前・5年前から、何も変わってないとすれば
世の中は動いているが、自分自身が一歩も歩みを進めてないことになる。

帆船が、漂っているだけで、ただ浮かんでいる状況。帆を操ることをしなければ
強風に煽られれば船は沈没する。
浮かんでいるだけであれば、錆付き解体される運命となるわけだ。
仕事は、歩みを進めれば・行動を起こせば、強風が吹き飛ばされることもあろうが
その風が、追い風となりうることもありうるわけだ。

家庭でも同じ事がいえるのかもしれない。
政治や経済の変化も、【風を感じ、帆を操る】ことを感じ取れれば
変化に対応をすることができるわけだ。
昔の人は、【一を聞き、十を知る】と言ったものだ。
私など、一を聞いても、十までは知り得ることができないが
感じることができれば、人に訪ねこともできる。

日本の国が、動き出した。
私たちの生活に追い風になるか否かは未知だが
この変化を、自らが、追い風に変えられるよう舵を取り
行動の変化を、今こそ。 仕事でも家庭でも。
舵を操るのは、自分自身であることを忘れないことかもしれない。

投稿メンバー

江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。