朝晩、ひんやりとしてきた。
季節はめぐると言われるが、あの暑かった夏が嘘のように。
四季折々とは、なんとも素敵な言葉だ。
一雨ごとに秋が深くなる。
今年は猛暑で、木々の紅葉は綺麗とはいえないが、織なす秋の花々に心が癒される。

国会が空転のまま臨時国会は、いまだ開かれず。
民主党・自民党両党ともに、駆け引きに追われている様子。
特例公債が決して良きことと思わないが、現日本国では一刻も早くに国会審議が行われ法案が通らなければ、どのようなことになるのだろうか。

2012年度の特別公債法案は、10月に入っても決まらない。
特別公債法HP

道府県では地方交付金が滞り、特別公債の支給がされず、民間からの借入に頼らなければならない状態に陥っていると聞く。
その利子は国が負担するというが、そもそも国が負担をするということは、国民が負担すると等しいことと思うが。

そんな中で民主党議員300万円入の封筒が配られた。
次回選挙にかかる費用だと言われるが、こちらも国のお金だとすれば国民一人一人のお金のはず。

国で議論をされなければならない問題は山ほどあろう。
日々政策や法律の策定・整備に奔走しなければならないのが、国会議員の先生と言われる人々の責務だろうと思うのだが。
国会が運営さえままならず、討議もされず、先生方は次期選挙が目の前にぶら下がり、選挙体側に余念がないわけだ。

まず国会を開き、討議し、結論を出し実行させる。
これが国民の為の仕事と思うが。
このご時世、配られた300万円【頂くわけにはいきません】といえる先生はいないのだろうか。

◆復興事業の予算はどこに使われているの?

当然、復興と名がつけば、3.11の震災復興に使われると思うのは私だけではないだろう。
NHKの報道で、自分の耳を疑った。
国税庁の耐震工事12億・沖縄の道路工事6千万・捕鯨妨害対策23億円・外国の青年を日本観光旅行招待72億・岐阜県のメガネメーカー工場建設2950億・・・、全国の河川整備費・・・まだまだあるのだろう。
またまた復興事業費の仕分けを行うとか始まったわけだが、国民の負担も何十年となるわけだ。
それも支援の一つと皆不満も言わない。
この使い方には物申さなければ、この国は立ち直らない気がする。

捕鯨妨害対策に23億のお金を出す前に、災害地の港の復興をして欲しいと望んだ人がテレビに映った。
港の復活、その周りの冷凍できる施設なければ漁ができても販売には繋がらない。
本当に必要な者(物)に、生き金が使われる日は来るのだろうか。

≪ 雑談 ≫
今日出会えたお客様に学ばせていただきました。
病院の診査があり、現地で待ち合わせをさせていただいた。
政令都市とはいえ、片田舎で何百人の従業員を抱えている企業の代表のお人である。
私は、1時間前に病院に出向き、受付を済ませ、駐車場の状況確認をし、駐車場所を電話し、お待ちした。
(この私の行為は、だれにでも行う行為であり、特別に今回行った行為ではない)
車到着、
「お待たせをしました。今日はありがとうございます」
から始まり、
「お時間をとらせてしまいました」
順番を待つ間、対等にお話をしてくださる。
「奥様は、ご結婚されて大きく変わられましたね。人は出会う方がいかに大事かですね」
と申し上げると
「そうですか・・・変わりましたか。多くの人を見てこられてきたのでしょうから・・・そうですか変わりましたか」
と微笑みました。
M&Aの決断をお話いただき、現社会の大変さを語ってくださった。
よよな話の中で、1代で企業を作り上げ、多くの困難と闘いながら社員を守ってきたのであろう。
最後に言われた言葉「ありがとうございました」一礼をなさり車に乗られた。

大きな器の方ほど、腰も低く、誰にでも平等に対応をしてくださる。
自分を奢ることなく・・・。
1日の最後に、出会えたことを感謝一杯になった。

投稿メンバー

江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。