多くの問題が次から次へと押し寄せてくる。
個人でも、社会でも、一つの国でも、そして世界でも。

情報が飛び交い・さわりだけの情報がいとも簡単に手に入れやすくなった。
頭は、情報で一杯となり、自らの必要なことなのか否か判断できないうちに
またまた新しい情報が飛び込む。

重要な事柄を選別することもなく、一人歩きする多くの事柄に
私に必要だったことは何か、わからなくなってしまう。私だけだろうか。

テレビでは、同じ話題に、多くのコメンテーターが発言しているが
見解は、みなそれぞれだ。
自分で考えろよ・・・・とのメッセージだろうが考える余地のないほどの
情報の発言に、私など糸を手繰り寄せ、絡まってしまった糸を
紐解くだけの能力もないとつくづく思う。

健康診断書は、昔と異なり細かく緻密に計算された数値が羅列されるようになった。
私は何か病気なの。病気とは言えないですが。
治療が必要なの。そうとも言えないのですが。
その挙句、心療内科へどうぞ。
医療費の大幅アップと騒がれるが、悪く言えば、患者製造マシンかな。

消費税がUPするよ。 その前に不動産は買った方がいい!!
買うか買わないかは、自らの予算組、融資の銀行さんに言われるまでもないよ。

領土問題は・・・あれ・・報道の下火。
水面下での政治的交渉はあるのでしょう。でも私達平民は・・・・まあいいか。

いじめの問題は?少子化の問題。保育園問題。
子供にまつわる問題も、喉元過ぎれば・・・・・。

年金の一元化は。 厚生年金基金の行く末は。
年金の一元化が進行されていれば、厚生年金基金という名前はあがらないだろう。
年金の保険料を、箱物に投資をしたりしなければ成り立ったのでしょう。
投資先を間違えたのは、平民の罪。

政治は自民・民主・維新の会・・・・こちらも混沌として。
あげればきりがないほど、問題化され、解決の道をたどっているのかと思えば
棚上げされている現状。 そして新たな問題が定義され、報道され
またまた、消え失せていく。

諸問題を抱えながらも、目先の幸せが一番なのだということなのかもしれない。
人間とは、自らの前に問題が起こらない限り
社会の問題は、自らに留めておくことも出来ないのかもしれない。
将来よりも明日の行楽・今日の食事なのかかもしれない。
所詮、自分以外の事柄は、空言であると思う人が90%であるとすれば
この国は、なんとも幸せなのかもしれない。

アラカルト、メニューから好みにより注文する一品料理とあるが
情報過多の時代、時代のメニューは豊富でもある。
私たちは、自分の住む国・家庭・会社・社会の揃えられたメニューの中で
どの一品に主点をあてて、選ぶ道を決めていくのかは自分自身かもしれない。
柔軟に・・・・・・。

【ほほホタルこい。あっちの水は苦いぞ
ほほホタルこい。こっちの水は甘いぞ】
わらべ唄の一節だが、自らを戒めるように聞こえるのだが・・・・。

投稿メンバー

江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。