通勤時間帯の自転車には閉口することが多い。
自転車は専用道路の指示がないところは、信号を守るのではなかっただろうか。

車で15分ほどの距離の道を、何百台という自転車が走り去る。
その中には、信号は無視・斜め横断・並列で会話をしながら走る・雨の時は傘までさして。
時間としては通学時間の、ほんの一瞬の時間であろうが、恐怖を覚える。

自転車の交通ルール・マナーはこちらを参照下さい。

何百台もの自転車が走りさっていく中、一人の高校生の青年が、車道の信号赤で、きちっと止まっているのを見た。
この道は緩やかな坂道になっており、駅近くでもある為に歩行者も車も多いところであった。
当然行わなければならない自転車の交通ルールであるにもかかわらず、たった一人だけがルールを守っているとは…なんとも情けない。

近くに学校もあり先生方も通勤中なはずなのに、誰一人として注意する者はいない。
幼稚園児から交通ルールを教えられる日本で、年齢が上がるにつれ守れないものが多くなる。
これは交通ルールだけでは無いかも知れない。

ルールを守っていた青年が特殊なのか。
少し気恥ずかしそうに止まっていたのが深く印象に残った。

警察の取締も、陰に隠れて違反の切符を切るのではなく、安全確保の為、未来ある若者・多くの人が命を落とさないような取締は出来ないものなのだろうか。
ネズミ捕りとか巷では言われているが、違反者を捕まえて違反金を徴収するのが真の目的ではないだろう。
【飲酒運転取締で、多くの成果をあげた警察官が、捏造をし切符を切った】と言う報道は、少し前の出来事であろう。

そもそも、取り締まった検挙数表彰があり【検挙率全国一】報道されことも記憶に新しい。
そもそもの正業とは何なのだろうか。

自転車・歩行者専用道路でも【自転車一時停止】が書かれている所がある。
ここで事故が起こる。
ドーンと言う音が聞こえると、またか…と思う。
交通事故で処理をされるが、本来は車がすべて悪いわけではないと思える。
【一時停止】で止まる自転車を見たことがない。
自転車は15キロのスピードで1キロ走るのに4分かかるという。
若者などはこれ以上のスピードで自転車を運転している人も多く見かける。

車と自転車の出会い頭の事故は、自動車が悪いとは言い切れないかもしれない。
1キロの距離など、人間の目で確認できない距離だ。
右見て左見て前見て…動いた瞬間【ドーン】、200メートル 0.8秒。
自転車事故は防ぎようもないだろう。
被害者・加害者、考え方を変えなければ、自転車の暴走は変わらないのだろう。

赤信号でキチッと停止をしていた自転車の青年は、自分の命の尊さを知り、他人への迷惑をも考えられるのかもしれない。

日本の国は、前回のテーマ【生活保護】も【多々あるルール】も国民の【義務と権利】も同様に、正しい方が報われないとなれば、この国の先は見えたようなものだろう。

変化を好まない集団は、改革や改善を嫌う。
法律もルールも、なんと戦後から変化を遂げていないものもある。

自動車より自転車、自転車より歩行者、事が起こった時は大きいものが加害者になるわけだ。
詳細は省くが、この法律は車の少なかった時代のことでは?
当時は、横断歩道を青信号で渡っていても、歩行者は右折・左折の車に対して一礼をし、小走りに横断したものだ。
今は、堂々とゆっくりスマホを操作しながら、おしゃべりに花を咲かせ、信号がピコピコ点滅しても、素知らぬ振り。

車の事故は大きな報道をされるが、自転車・歩行者がいつも正論ではない。
しかし法律では、大きいものは加害者・小さきものは被害者なのは事実である。

仕事がない・生活の困窮者・子供を持つ親への補助・年金支払いの義務がされていない主婦の年金受給の保護(S61年ごろまでは主婦も国民年金を支払っていた)・あげれば切りがないほどの税金を納めない人々への手厚い保護。
一般的には弱者と言われているわけだ。
こちらも、なぜ離婚したの?なぜ仕事がないのかな?などと求めていけば、行きつく所、原因を見極め、改善をすることができるのではないだろうか。

高みの人がいて、いつかはそうなりたいな…という自分自身の未来を見ることができた時代の方が、低い方へ流れていくことを食い止めることができそうな気がする。

小さなルールを守ることから、余よな方向へと進んでしまった。
要は、時代とともに法律もルールも変えていくことが望ましいのだろうと思う。

今年は、はっきりしない天候が続く。
日本の国の今のような…。
晴天は、いつくるのだろう?

投稿メンバー

江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。