週30時間以上は厚生年金の義務づけから、週20時間以上で厚生年金加入の義務という発表(提案)が厚生労働省から発信され、その行方があちこちで論議や勝手発言が横行している。
2011年12月7日に、外食産業組合が会合を開いたと見聞する。
週20時間以上で厚生年金加入を阻止したいということだ。
週20時間で厚生年金加入の義務付けは、労使折半の保険料負担は会社経営にも影響を与えるのは事実だろう。

厚生省の概算では、働いている人にとって厚生年金の方が保険料負担は半分で済むわけだから、国民年金の15,000円→8,000円になるよ。
また、老後の年金受給も多くなるのだからと国の話。
会社側は、厚生年金半分の負担はできないよ…という話。
労働者側は時間の切り売りになり、いままでのような労働時間を得ることができないのではないか。

厚生年金加入義務なしの場合
たとえば、時給900円で週29時間のパートであれば、週26,100円×4週=104,400円前後。
これが19時間、週17,100円×4週=68,400円前後。
今でも、週30時間以下(厚生年金加入なし)で働いているパートがどのくらいいるのか。
また、企業も30時間以下での労働時間を絞っているのも事実だ。
多くの人から、それ以上の時間を働きたくても、企業はNOというと聞く。
それはそうだ。社会保険費用を考えれば、雇用できない会社もたくさんあるであろう。

そう考えると、いくら厚生省が【厚生年金の方がいいでしょう】と問うても、企業や労働者にとって本当に良き制度になるかは疑問符がつく。
全企業での中小企業が占める割合は、99%以上であるわけだ。
下記、参照ください。
中小企業庁

社会保険費が多くなれば、青色吐息の企業も出てくるだろう。
消費税UPも致し方ないとは思いつつ、企業にとっては大きな費用となるわけだ。
企業側に立てば、阻止したい気持ちもわかる。
例えば、厚生年金一人8,000円の負担×100人×12か月=9,600,000円(1年間)。
それに消費税が5%~10%と移行されれば、売り上げが大幅に上がらない時代、企業自体が成り立たなくなるのであろう。

労働者側に立てば、労働時間を減らされてしまうのでは。
就職が見つからなくなったらどうしよう。
先の年金が、本当にいただけるのか不安だ。

国から見れば、年金の財源がなくなる。
その為には、あらゆる方向で年金保険料を確実に納めてもらえる方法は、と考えるのだろうか。

それでは、共済年金はどうなってるの?
ここの解決が先だろうに。
官民格差と言われながら身内の解決はできず、公務員以外の企業・一般労働者に負担を迫る。
それはそうだ。一般労働者は公務員と比べれば大多数なわけだ。

厚生年金の保険料を箱もの(グリンピアなどなど)に使い、共済年金の保険料は何も手つかずに置いてあるとか。
この失敗に対しての責任は誰がとったのだろうか?
そもそも運用の過ちであろうが。

世の中では他人のお金を使い込めば【御用といいお縄に】なるわけだが、日本は寛大な国で、だれもお咎めがない。
その始末が、今の日本国の現状なわけだ。

私たちは国民年金・厚生年金・共済年金の違いを理解し、本当の公平・平等さはなにか知らなければならないと思う。
主婦は年金保険料を納めなくても基礎年金をいただける。
ここにメスが入ろうとしたが、現状では主婦は保険料を払わず、夫婦で年金額を公平にするとか。
離婚したらどうするの?
どちらか先に亡くなったらどうなるの?
どちみち、どちらが亡くなれば受給できる年金は少なくなるのだ。
自営業では夫婦共に15,000円の国民年金×2人=30,000円を納めている。
保険料を納めていようといまいと年金額は同じなど、公平・平等ではないだろうが。
それでも自営業者の人々の中でも、毎月2人分の国民年金を納めている人がいるわけだ。
今後は保険料を納めた期間が少なくても、受給額は同じに…なるってことよ。
もっと、まともな案は出てこないものだろうか

官民格差を正しましょう。
給料の改定が行われれば、労使折半の税金から出る共済年金の負担額が少なくなります。
公務員(議員さん含む)の人数は適切ですか?
天下り…3年勤務で5,000万の退職金…ホント!?
公民宿舎は改善されそうではありますが、それでももっとできそうですね。
税金の無駄使いは、もうありませんか?
国民に対するサービス業が公務員です。
まだまだ沢山あるが、まずは【官】が襟を正すことに始まるように思えますね。
それからですね。
民の企業に対する提案、国民に対する痛みを分かち合いましょうと言うのは。
痛みを分かち合いましょう、と言いつつ、公務員改革は進まず、政治の安定もならず。
これでは【ハイ、痛みを分かち合い、日本の国をより良くしましょう】と言えないですね。
厚生年金加入は週20時間以上からも、官の改革後であれば「納得」になるかもしれませんね。

昔は【ただのものほど怖いものはない】と言われました。
税金から、国民の過剰サービスも公務員の体制も、もうほつれてきていることを一人一人が自覚をすることなのであろう。

それにしても、次々と出てくる国の提案には、辟易しているのは私だけであろうか。

投稿メンバー

江本ヒロミ
江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。