思うまま・感じるままの更新を、3月9日を最後にお休みいただいておりました。
思えばこの2日後の3月11日に、経験のない大きな災害に見舞われました。
こちらの地域は被災地にくらべれば被害は小さいものの、それでも地震保険の対象になる被害がありました。
多くのお客様に対応すべき電話もなかなかつながらず、停電の影響も多々ありましたが、やっと本来の仕事に戻ることができました。
被災者の皆様の悲しみや苦しみを、被災していない私に真に感じることはできないかと思いますが、節電・義援金など、今は私にできることは何かを考えながら暮らしたいと思います。
復興に力強く動き出した放映を見聞するにあたり、その力強さ・悲しみの中の笑顔に、生きる力をいただいています。

毎日新聞4月15日の朝刊に【世界の善意 ありがとう】という大きな見出しがありました。
135カ国の国や地域から、支援の手が差し伸べられている。
救援隊・医療チーム・原子力の専門家が現地入りをし、支援物資も届けられる。
そして【日本頑張れと励ましてくれる様】は、世界の国々と共に生きているという現実を改めて思いました。
ウルグアイ・グアテマラ・タンザニア・カザフスタンなど、平均月収3万円ともいわれる国々までが援助を差し伸べてくださった。

4月15日社説を読まれていない方は、下記アドレスを開いてみてください。
社説:世界の支援 はげましを忘れない – 毎日jp(毎日新聞)

【日本はこの50年間、タイの発展に重要な役割を担ってきた。タイが恩に報いるのはこの機会だと】語ったと記されている。
私たちは、この日本という国が、多くの発展途上国に手を差し伸べてきた事実を知ることであろう。
国・NPO・そして個人が。
その積み重ねが、未曽有の災害に【恩】と言う事を聞くことができた。
日本人が忘れていた多くの事を思い起こさせてくれた。
【日本人は素晴らしい】という言葉を見聞する機会が多い。
この大きな災害にあっても、日本人は秩序を守る、冷静、世界でも類を見ない人間性を讃えられている。

NHK 白熱教室のマイケル・サンデル氏 4月16日に放映された。
中国・アメリカ・日本を結び議論がされた。

NHKネットクラブ 番組詳細 マイケル・サンデル 究極の選択「大震災特別講義~私たちはどう生きるべきか~」

震災の苦しみのなか、多くの人が途方に暮れながらも手を携え、未来へと踏み出している。
大震災の様子は世界各地に報道され、世界の人々は震災のすさまじさに驚くとともに、過酷な状況でも冷静に協力し合う日本人の姿に感動し、称賛のエールを送った。
その1人が「ハーバード白熱教室」のマイケル・サンデル教授だ。
番組では、いま日本がおかれた状況に対し、世界の若者が意見を述べ、「わたしたちは何をすべきか」を考える。
上記HPより。

復興に向かい歩み出した被災者の方々と同じように、災害を受けなかった私たちも、自信を失っていた日本という国がこの災害を通じて、自信を取り戻し前に歩みたい。

新聞やメディアの発言に辟易していた私は、毎日新聞の4月15日発行内容は、世界に報道された。
政治家や企業を攻めている場合ではない。
【やれることをやる】
この毎日新聞の【世界の善意 ありがとう】これこそが、日本が一番に行うことだろうと思った。

宮沢賢治氏の詩【雨ニモマケズ…】の朗読・
金子みすずさんの詩【こだまでしょうか…】
宮澤章二氏の詩【行為の意味】が静かに、大きな反響があった。

金子みすずさん【こだまでしょうか】
「遊ぼう」っていうと 「遊ぼう」っていう。
「ばか」っていうと 「ばか」っていう。
「もう遊ばない」っていうと 「遊ばない」っていう。
そうして、あとでさみしくなって、
「ごめんね」っていうと 「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか? いいえ、だれでも。
我が家の3歳の孫も、この詩を朗読できる。字は読めなくても…。

宮澤章二氏【行為の意味】
「こころ」はだれにも見えないけれど「こころづかい」は見える。
「思い」は見えないけれど「思いやり」はだれにでも見える。
(放映されている文章)

【行為の意味】の全文
あなたの〈こころ〉はどんな形ですか
と ひとに聞かれても答えようがない
自分にも他人にも〈こころ〉は見えない
けれど ほんとうに見えないのであろうか
確かに〈こころ〉はだれにも見えない
けれど〈こころづかい〉は見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから
同じように胸の中の〈思い〉は見えない
けれど〈思いやり〉はだれにでも見える
それも人に対する積極的な行為なのだから
あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
〈心〉も〈思い〉も初めて美しく生きる
それは 人が人として生きることだ

日本人が長い年月忘れてきた事柄を、再度考え、再出発できそうな気がする。
我欲を捨て去り…。
誇り高く生きたいものだ。

投稿メンバー

江本ヒロミ
江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。