満月の晩は十五夜、その翌晩は十六夜です。
月の出は日毎に少しずつ遅れるため、十六夜は十五夜よりも月が出るのをためらっている(いざよっている)ように見えることから、「いざよい」と呼ばれるようになりました。
ちなみに、その翌晩の立待月は、立って待っていれば月が出るの意からだそうです。その後は、居待月・寝待月と続きます。
さて、情報コラムの10月号を発行いたしました。
今月は「お酢を飲むときの留意点」「祭り」「先物取引は日本が発祥の地」「工場見学」の4つです。
皆様の情報交換にお使いいただければと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
お酢を用いた健康法が人気ですね。
中には、お料理への活用のほか、黒酢や果実酢を水で薄めてスポーツドリンク代わりにする人も見かけます。
お酢のパワーは言うまでもありませんが、一方でリスクもあります。
お酢などに含まれる酸は、歯のエナメル質を溶かし「酸蝕歯」の原因になるそうです。
通常は唾液が予防してくれますが、運動後などで口の中が乾いていたり、酸性飲食物が歯に触れる時間が長かったりすると、唾液による予防作用が追いつきません。
シミ予防などにと食べるビタミンCが豊富な果物、ワインやジュースなども同様で、飲食後に水で口をすすぐなどの心がけが大切なようです。
歯磨き剤売り場で美白や歯周病予防に加えて、エナメル質の再石灰化の手助けをする製品を最近見かけるようになったのには、こうしたこともあるのでしょうか。
健康に留意したつもりが新たな痛みを生む、というようなことにならないよう気をつけましょう。
震災をきっかけに、さまざまな理由から各地の祭りが自粛したり規模を縮小するなどしました。
その過程で「はしゃいでいる時ではない」「節電だ」「祭り本来の意義はそうではない」など多くの意見が飛び交い、その一つの結果として、祭りの意義を再確認できたという声があります。
激しく勇壮なシーンで全国的に知られる「岸和田だんじり祭」も、始まりは五穀豊穣祈願という説があるように、各地の祭りは、祈りや感謝、または鎮魂が由来であるものが大半で、イベント的なお祭り騒ぎだけではありません。
岸和田ではだんじりについての勉強会に、高校生らが100人近くも集まる町もあると言います。
自町の歴史を学ぶことで、4トンというだんじりの重量以上の重さや誇りを感じ、幼いころはただただ楽しんでいただけの少年たちの「たぎる血」や「躍る肉」にも深みが増幅するのだそうです。
身近な伝統行事について、見た目の形の奥にある由来や本来の意義を調べてみるのも面白いかもしれませんね。
この夏、米の先物取引が72年ぶりに東京と大阪で始まりました。
原油や小麦など多くの商品では、その価格形成において先物市場が大きな役割を果たしています。
例えば、ニューヨーク・マーカンタイル取引所のWTIと呼ばれる原油の先物価格は、世界的な原油価格の指標となっています。
世界初の近代的な先物取引は、1730年代の大阪・堂島米会所が起源とされています。
その後、米の先物取引は日本各地に広がり、1939年に戦時統制で途絶えるまで約200年間続きました。
先物取引は、将来の売買価格を事前に決めておく商品取引の仕組みです。
例えば、先物市場を利用することで、将来米の販売低迷などにより、販売価格が下落しても、農家は経営を安定させることができます。
先物取引には、このように将来の価格変動リスクをヘッジする役割がある一方、投機手段としての利用が多いのも事実です。
このため、日本人の主食である米の先物取引には反対の立場をとる声も少なくありません。
工場見学が話題ですね。
「普段使っているものがどのように作られているのかよく分かった」
「工場の人たちが一生懸命に作っている姿を見て感動した」
「帰宅後、家にあるものがどんな工場で作られているのかを想像し、家族で話し合って盛り上がった」
など、新鮮な感動と知的刺激が魅力のようです。