ハーバード大学 サンダル教授
2010年9月9日
【思うまま・感じるまま】のコーナーで書籍を紹介した。
【これからの正義の話をしよう】
マイケル・J・サンダル氏である。

NHKの番組である。
番組概要には以下のように記されている。

【世界の若き頭脳たちの堂々たるディベート能力、知的探求心、考える力など、世界最高レベルの知的エリートの能力は、私たちに強烈な知的刺激を与える。さらには、宗教、人種、貧富など複雑に入り組んだアメリカ社会の構図を読み解く糸口にもなる。また副音声による英語放送によって、今のアメリカの生きた英語を学ぶ絶好の教材ともなるはずである。】

8月25日、東京大学で行われたサンダル教授の特別講義の再放送を見聞した。
かっての日本人は、ディベートをしなかった。
多くを語らないことが美徳であったり、口は災の元などなど教えられてきた。
曖昧にしておきながらも、察知して欲しいという消極的アピールを行ってきた。
この国独特なものであろうか。

【殺人に正義はあるのか】【愛国心と正義】の講義を聴いた。
非常に難しい内容である。
これが正しいという答えはない。
若き学生が、ディベートをする。
サンダル氏は、非常に上手く若者の意見を引き出す。
若者も日本語で話していくが、サンダル氏に質問されると、世界共通語の英語で熱のこもった論議をしていく。
反対意見・賛同意見と自らの考え方で述べていく。
若者の考え方・意見に吸い込まれた。
こんな若者たちがいるんだと思った。
http://www.nhk-ondemand.jp/
NHKオンデマンドにて、講義を有料で聞くことができる。
内容を語るにはこの紙面では足らない。
世界で優れている教授の講義を、煩雑な日々の仕事から離れて聞いてみるのも良いかもしれない。

インタビューを受けていた中に国会議員の方がいらした。
最後の言葉が【国会で講義して欲しい】という言葉であった。
国会のテレビ放映は【愛国】などとは程遠く、お互いの党が他の党の重箱の隅をつついているだけだ。
この国を守るとか、この国があって自らが存在していることなど微塵のかけらもないのだろうか。
選挙時は国民の為にと連呼するが、当選を果たせば国会放映のごとくに変貌をしてしまう。
志を持って議員バッチを付けたのだろうに。
日本の国を堕落させていたくのは、日本人の国民性なのかなと思うこの頃である。
ディベートには、あまりにもかけ離れっている。
阿吽の呼吸はもちろん必要だが、世界に対応をしていくにはディベートなくして何もできない。
島国の中だけで生きていかれることは、もう日本には無いのだから。

J・サンダル氏の講義は、世界に通用する人間創りだ。
日本でも物事を一片で見て語ることがなくなれば、諦めに似た現在の若者たちが、夢を語れる時代に変えていくことができるのではないかと思った。

白熱教室JAPANが始まった。
講師は、上村雄彦氏。
(横浜市立大学国際総合科学部 准教授・国際化推進センター長)
番組概要は以下のように記されていました。(NHK教育)

教授と学生との自由闊達な議論が繰り広げられた「ハーバード白熱教室」に大きな刺激を受け、日本の大学教育に変革のムーブメントが起こっています。知識の詰め込み式が中心だった、これまでの日本の大学教育のあり方を見直し、「いかに学生たちに自分で考える力をつけさせていくか」をめざし、学生との対話式講義が次々に出現しています。
「白熱教室JAPAN」では、対話式の講義こそがスリリングなエンターテインメントであり、学生の脳力を鍛えると信じ、かねてより「白熱教室」を実践してきた教授たちの講義を紹介していきます。
一切の演出を排除し、1時間まるごと教授による講義と学生たちとの対話で構成します。今までのテレビ番組にはなかった、頭がしびれるような知的刺激にあふれた60分です。
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/archives.html

ぜひ、一度ご覧になってみてください。

お勧めの本

【無縁社会】  日本放送協会 文藝春秋
【会社四季報 業界地図 2011年度版】 東洋経済新報社
【体脂肪計タニタの社員食堂】 タニタ 大和書房 

投稿メンバー

江本ヒロミ
江本ヒロミHiromi Emoto
神奈川県出身
いつまでもあると思うな親と金。
心も大きく体も大きいが病気は一切無し。心身ともに健康。